ChatGPTは無理やり中国語にすると「聊天GPT(liáotiān GPT)」となります。
ChatGPTが話題になった時に私も一度使ってみました。
第一印象は「ウソ八百を流暢にしゃべる詐欺師」でした。
Google情報の大海原から回答させると使えない奴ですが、例えば「この契約書の範囲内で回答して」「この文章を要約して」とすればかなり良いのでは?
(ただ、どう操作するのかわからないですが…)
今回はChatGPTが中国語ニュースでどのように紹介されているか見てみました。
動画1:ChatGPTは本当にスゴイですか?
内容
司会者 张海洁
「皆さんこんにちは、私はホンモノの张海洁です」AI张海洁がこのように自己紹介する日もそう遠くないかもしれませんし、ホンモノとニセモノの区別ができなくなるかもしれません。
これは時代を超えたということでしょうか?
それとも時代を先取りしているのでしょうか?
本当ですか? まだ信用できますか? それとも偽物ですか? 脅威ですか?
ここに私たちが考えるべきことがあります。
【ChatGPTとは】
今日はChatGPTについてお話します。
2、3年前から密かに進められてきたロボットの自己学習モデルが、最近話題になっています。
ChatGPTはレポートを書いたり、詩や歌詞を書いたり、論文を書いたり、現在の傾向を分析したりすることもできると言われています。
(ネット上に)文書として記載されている情報なら、この人工知能は必要に応じて再編成し、複雑な内容を簡素化してくれます。
同時に無から有を生み出すことができ、新たな可能性を生み出すこともできます。
ChatGPTの正式名は「Generative Pre-trained Transformer」でマイクロソフトが10億米ドルを先行投資して作った言語対応モデルです。
トランスフォーマーのように入力した「対話」を通して、さまざまな応答が可能です。
【ChatGPT の仕組み】
簡単に言うと、ChatGPTはビッグデータの言語学習資料に基づいて継続的に学習シミュレーションし、自動的に回答を生成します。
つまりGoogleから継続的に情報収集して学習し、インターネット上で検索できる情報を集めて、的を絞った回答を提供します。
注意すべきは、ChatGPTからの回答は「理性的な情報」の提供であり、「感性的な決定」ではないということです。
カウンセリングを例に挙げると、カウンセラーがあなたに提供するのは答えではなく、答えを見つける過程でより多くの参考になる情報を得るためのアドバイスです。
ChatGPTの回答は非常に標準的で形式的で、継続的な練習の過程で回答はますます正確になります。
つまり人々が期待する答えに向かってどんどん改善されていくのです。
【スゴイですが、限界は?】
ChatGPTは技術や知識のない人が専門家の「ふりをして」専門家が思いつくような回答をすることができますが、ChatGPTには依然として多くの制限もあります。
1つ目は、最新のニュースや進行中のニュースを知る方法ないことです。
2つ目は、自分の欠点や間違いを認めることです。
これはなぜでしょう?
自分の欠点や間違いを認めること自体も、AIの学習プロセスで期待されていること…つまり高得点の答えが得られる条件だからです。
3つ目は、私たち自身がGoogleから回答を見つけた場合、回答の出所と情報源がわかりますし、使用するかどうかは自分で決めることができます。しかしChatGPT は回答の出所を知らせることができません。
【ChatGPTが怖いですか?】
どんな業界が取って代わられるか考えてみてください、たくさんあります。
完全に取って代わられるのでしょうか…簡単ではありません。
人間の脳がやるべきことは、人工知能の助けを借りて新しい価値を創造することです。
今後も、AI は法律、医学、金融などの分野で継続的に学習しトレーニングを続けていきます。
さらに絶えず調整改善を加えることで、これらの専門分野におけるデータ収集などの事前作業を代替することができ、専門スタッフの人的資源を節約できます。
ChatGPTはますます強力になり、学べば学ぶほど賢くなるはずです。
恐れる必要はあるでしょうか…まずはChatGPTと話して、来週お知らせします。
要約
ChatGPTは…
・ネット上に文書として記載されている情報を再編成し、簡素化してくれるAI(人工知能)
・レポート・詩・歌詞・論文などを書いたり、現在の傾向を分析したりすることもできる
・無から有を生み出すことができ、新たな可能性を生み出すこともできる
ChatGPTの特徴と限界は…
1.最新情報と進行中の情報は知ることができない
2.間違いを知ると改める(トライ&エラーを繰り返し精度をあげる)
3.回答の情報源がわからない
ChatGPTは人類の脅威になるか?
・多くの業界が取って代わられるが、専門スタッフの人的資源を節約ができるとも言える
・人間の脳がやるべきことは、人工知能の助けを借りて新しい価値を創造することである
動画2:AIは確かにスゴイですが、人間は何を恐れるべきでしょうか?
内容
【AIは怖い】
私たちにはChatGPTが旺盛な学習意欲を持っているように見えて、その背後にある対話型言語モデルもますます正確に期待どおりの回答を作っていると言えます。
将来、学校の教師が課題を作成する際に、教師自身が学生の回答ではなくChatGPTの回答を修正してしまわないようにするためにどのようなアプローチを取るべきでしょうか?
別の見方をすると、私たちはAIが存在する前提で、生徒の思考力と判断力を意識的に訓練する必要があります。
この過程で人間と機械がどのように「協力する」かを考えると同時に、お互いの「住み分け」をどうするかがを考えなくてはなりません。
【誰が誰を恐れているのでしょうか?】
ChatGPTの登場は人々の仕事、行動、学習パターンを変えるでしょう。
ChatGPTを携帯電話に置き換えて考えてみましょう。
携帯電話がなかった時代、日々どのように暮らしていたのか想像してみましょう。
そして今、もし携帯電話がなくなったら、日々どうやって過ごせばいいのでしょう?
ChatGPTが未来をどのように変えるか、特に仕事と勉強に変化をもたらすでしょう。
基本的にChatGPTは仕事や勉強の一部となり、誰もが受け入れ、取って代わられるのではなく、逆に操作することができるようになるでしょう。
【ワクワクするか恐怖を感じるか】
簡単に言うとChatGPTは何千冊もの本を読破するロボットです。
データベースを検索して整理しますし、要件を入力すると文章としてまとめてくれます。
このロボットが全知全能であるとわかったとき、あなたはワクワクしますか、それとも恐怖を感じますか?
この疑問に対して、誰もが自分の答えを持っている必要があります。
ただしChatGPTにこの件について質問してはいけません。発言権は自分たちが保持すべきです。
【AIは道徳を理解できるのか?】
AIのすごさは恐れることを知らないこと、つまり突き進んで自分をより賢く見せる答えを探すことです。
AIとの対決を人々は恐れるでしょう。人は失うことを恐れるので、それが人の宿命なのです。
しかしもっと恐ろしいのは仕事を失うことではなく、道徳観を失うことです。
最終的には、道徳的な基盤は人が操作します。物事の良し悪しを決めるのは人です。
ChatGPTを電話詐欺に使うと、詐欺集団のスキルと攻撃力がどのように向上するかを想像してみてください…なので道徳の問題は人間が決定しなければなりません。
テクノロジーは火薬の発明のようなものです。火薬自体には価値判断がありません。価値の意味を決めるのは、それを使用する人々とその背後にある動機です。
【混沌の中で新たな秩序を見つける】
時代についていけないと時代に押しつぶされてしまいます。
ChatGPTに追いつけないと完全にAIに取って代わられてしまいます。
ついていけなくなるのが怖いですか、それとも取って代わられるのが怖いですか?
新しいテクノロジーを受け入れ、私たちは混沌の中に新しい秩序を見つけなければなりません。
現時点では、今ご覧いただいているこのニュースはロボットによって生成されたものではありませんが、おそらく近いうちに私の仕事の一部がAIに取って代わられるでしょう。
どの言葉が真実で、どの言葉が偽物であるか、真か偽か、誰にもわかりません。
(判断するのはアナタです)
要約
・今後の(学校を含めた)教育はAIが存在する前提で思考力と判断力を意識的に訓練する必要がある
・人間と機械がどのように「協力する」かと同時に、どう「住み分ける」かを考える必要がある
・ChatGPTをスマホに置き換えて考えてみる…スマホがなかった時代どのように暮らしていたのか、もし今突然にスマホがなくなったら?
・ChatGPTはスマホ同様に仕事や勉強の一部となり、取って代わられるのではなく、逆に操作することができるようになる
・恐ろしいのは仕事を失うことではなく、道徳観を失うこと
・テクノロジーは火薬の発明のようなもので、火薬自体に良し悪しはなく、価値の意味を決めるのは使用する人とその背後にある動機
・ChatGPTに追いつけないと完全にAIに取って代わられる
・新しいテクノロジーを受け入れ、自らで新しい秩序を見つけなければならない
調べてみた:ChatGPTの使い方
ChatGPTの上手な使い方がないかと調べていたら『PROMPTY』という情報サイトをみつけました。
『PROMPTY』は、Generative AI技術を活用するプロンプトエンジニア向けに技術紹介、インタビューなどのコンテンツを提供する情報ポータルサイトです。
https://bocek.co.jp/media/
Generative AIは…
日本語に訳すと「生成AI」
中国語に訳すと「生成式人工智能(shēngchéng shì réngōng zhìnéng)」
プロンプトエンジニアは…
日本語に訳しても「プロンプトエンジニア」
中国語に訳すと「提示工程师(tíshì gōngchéngshī)」
中国語から日本語に訳すと「(質問を)提示するエンジニア」
つまりChatGPTには質問を提示する「専門エンジニア」がいる!
ただ上記のサイトには素人がコピペして使える「質問方法のテンプレート(ChatGPTプロンプトテンプレ)」がありました。
試してみましたが、少しのことで精度が上がるんですね…ChatGPT使えるような気がしてきました。
出典・引用・参考・ほか
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