タイトルの「廃棄物発電プラント」はどうやら三菱重工関連のようです。
日本の方がインタビュー受けていました。
色々な意味で日本は自信を失っていますが、実は日本は環境問題では先進国なんですね。
ちょっと嬉しかったです。
今日の動画
内容
持続的発展兼環境省は、これまでの気候行動週間に代えて「グリーン・シンガポールへの進化」というプログラムを7月に開始します。
当局は1か月にわたり、持続可能な開発プロジェクトを立上げ、250以上のイベントを開催し、人々が環境保護に興味が持てるよう、できる限りのサポートをします。
毎日捨てられるごみの処理方法について考えたことはありますか?
「グリーン・シンガポールへの進化」の一環として、興味のある人は廃棄物をエネルギーに変換する施設である「TuasOne(チュアスワン)」を訪れ、1日に500台以上のトラックが運んでくる固形廃棄物の処理方法を見学することができます。
工場で焼却できる膨大な量の廃棄物は、1日に約24万の住居(4部屋式団地)に電力を供給することができます。

多田充さん
「TuasOne」がシンガポールの廃棄物管理について学ぶ機会を提供できれば幸いです。
同時に、リサイクルのためには各人が廃棄物を分別することが求められます。
ウーラン(兀兰)の茂豊農場を見学し、我が国が食料供給の安定をどのように強化してきたかを学ぶこともできます。
茂豊農場は毎月約20トンの野菜を生産し、シンガポール各地のスーパーに出荷しています。

ババー社長
地元産農産物の購入が、地元農業の成長につながります。
価格も安くなり、品揃えが豊富になります。
デザイン・オーチャード(ショッピングモール)では7月に「Shop the Change」が開催します。
環境に配慮した17以上のブランドが出展し、人々に持続可能なショッピングの方法を紹介します。
www.gogreen.gov.sgにアクセスすると、イベントの内容やスケジュールを確認することができます。
要約
7月から1ヶ月に渡り「グリーン・シンガポールへの進化」というプログラムが開催され、持続可能な社会の促進と、国民への環境問題の啓蒙がおこなわれる
具体例としては…
・「TuasOne」と呼ばれる廃棄物をエネルギーに変換するごみ処理施設の見学
・国産野菜を生産する「茂豊農場」の見学
・デザイン・オーチャード(ショッピングモール)での環境に配慮した商品の紹介
詳しくは「www.gogreen.gov.sg」まで
廃棄物焼却発電施設「TuasOne(チュアスワン)」とは?
三菱重工グループのサイト(2022年8月8日)によると…
- 「TuasOne(チュアスワン)」とは、チュアスワン社の廃棄物焼却発電施設
- チュアスワン社は、三菱重工とハイフラックス社(Hyflux Ltd.:シンガポールの大手水供給会社)が共同設立、官民パートナーシップ(Public-Private Partnership:PPP)方式により焼却施設を建設
- MHIEC(三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社)がハイフラックス社の株式(75%)を取得したことで、三菱重工の25%と足して…チュアスワン社は三菱重工グループの完全子会社になった
ハイフラックス社(Hyflux Ltd.)
ウィキペデイアによると…ハイフラックス社は倒産した様子
- 1989年、ハイフラックスの創設
- 2001年、シンガポール証券取引所に株式上場
- 同年、シンガポール政府から、下水を処理し、工業用水や飲料水として再利用する「ニューウォーター」プラント第一号を受注
- 2004年、中華人民共和国・天津市における中国初の脱塩処理施設事業
- 2005年、シンガポール政府から受注したアジア最大級の脱塩処理施設の稼動(シンガポールの水の供給の35%を賄う)
- 2006年、インドへの事業進出
- 2008年のアルジェリアにおける脱塩処理施設事業など海外400箇所で展開
- 水処理事業の収益が減少傾向にあり、シンガポールではゴミ処理施設と水力を組み合わせた発電設備の建設も手がけていた
- 2021年7月、シンガポールの高等裁判所により、会社の解散が承認され、管財人が選定された
ハイフラックス(英語:Hyflux)は、シンガポールに本社を置いていた、水処理施設開発・運営、水道事業運営会社である。
(中略)
ウィキペデイア
2021年7月、シンガポールの高等裁判所により、会社の解散が承認され、管財人が選定された。
オリビア・ラム
ウィキペデイアによると…
オリビア・ラムは、「水の女王」と呼ばれたハイフラックスの創設者
- マレーシアで孤児に産まれ養女として育てられる
- 中学生の頃に科学に興味を持ち、15歳の時に単身シンガポールに渡航
- ウェートレスや家庭教師で稼いでシンガポール国立大学の化学課程を卒業
- 卒業後にグラクソに就職、マレーシアに依存しているシンガポールの水道事情を理解し、下水排出に強い葛藤を覚えた
- 1989年、ハイフラックスの創設(創設当時のハイフラックスは、ろ過装置などの水処理システム販売商社)
- その後Kristal®と名づけられた中空糸膜を自社開発・生産することに成功し、世界各国の脱塩処理設備に納入し始めた
- 2021年7月、シンガポールの高等裁判所により、会社の解散が承認され、管財人が選定された
あまり情報がないので何とも言えませんが、立身出世の人だったので残念です。
シンガポールの水問題を救った英雄であることは間違いないのに…
出典・引用・参考・ほか
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