【シンガポールのニュース】幼稚園にもAIを導入しているところがある

シンガポールでは幼稚園児に言葉を教えるときにもAIを使っているそうです。

ホリエモンが「我が意を得たり」と膝を打ちそうな状況ですね。

もちろん全部をAIに任せるわけではないのでご安心ください。

さて、どんなふうに導入しているのでしょう？

今日の動画

8world(2023/06/11) 受访业者：人工智能有助学生改进成绩

人工知能（AI）を使用して子供たちに個別の指導を提供する幼稚園や学童保育施設が増えています。

インタビューに答えた関係者は、AIの利用により児童の読み書き能力が向上し、優れた成績を収める生徒も増えていると述べています。

この幼稚園では、授業内容に基づいて子供たちが話し言葉を練習するための質疑応答ロボットを導入しました。

また、幼稚園はAIを活用して個別の復習コンテンツを提供するアプリも開発しました。

調査によると、このプログラムを使用しない児童に比べ、2か月後の児童の読み書き能力が少なくとも30％向上していることが示されています。

ケンブリッジ幼稚園執行理事
言瓒光氏

普段の授業では、教師が個人の適性に応じた、的を絞った指導をマンツーマンで行うことができないので、AIが補助教師になります。
AIは実際には教師の代わりにはなりません。
教師には子供たちとコミュニケーションをとるという重要な役割があるからです。

この教育事業者はオンライン学習プラットフォームを提供しています。

答え合わせが終わり成績が出ると、AIが科目のレベルを分析し、弱点を特定して適切な練習問題を提供します。

業界によれば、需要が前年比で20％も増加しているとのことです。

オンライン学習プラットフォーム運営責任者
林美萍氏

学校、保育施設、民間団体は、他校のレベルも把握できます。
どの施設が優れているか、どの施設が劣っているか、どのように補完すべきかがわかります。

このプラットフォームを利用する学童保育施設は、AIが生徒の成績向上に役立っていると述べています。

育仁教育センター常務理事
蔡明谷氏

平均して75点以上を取る生徒が20％増えました。
生徒は自分自身の好きなことをするための時間が増えます。
また、親子の時間も増やすことができます。

同センターは、教職員のトレーニングに適したAIも開発しており、カリキュラムの編成や教育方法の充実を支援し、教職員の確保と定着を図ろうとしています。

本日はAI関連のニュースを集めてみました。

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AIによる偽情報が米大統領選挙に影響を与える可能性（12/06/2023）

アメリカ大統領選挙の前哨戦が始まる中、トランプ前大統領の機密文書不正処理の裁判が始まる中、規制されていない人工知能が選挙に与える影響も世論の懸念となっています。
★この記事はほぼ動画のみです★

韓国教育省：2025年から人工知能の教科書が小中学校に導入（09/06/2023）

韓国の教育省は、2025年から中学校と小学校の授業で人工知能の教科書を導入し、徐々に従来の紙の教科書に取って代わる予定です。

政府が責任ある使用を確保するために人工知能検証基金を設立（07/06/2023）

（シンガポールの）ヤン・リミン通信情報部長は、シンガポールで開催されたアジアテックショーケースのイベントでの講演で、人工知能検証基金の設立を発表しました。

欧州連合がAIユーザーに警告（06/06/2023）

欧州連合は、人工知能の技術は急速に進化しているが、それには一定のリスクと懸念も伴っていることをユーザーに提起しました。

マスク氏：中国が人工知能の監視を目的とする新しい規制を計画中（06/06/2023）

米国の電気自動車メーカーであるテスラの最高経営責任者（CEO）であるイーロン・マスク氏は、中国が人工知能の監視を目的とする新しい規制を計画していると述べました。

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